事業計画
1)資金計画
資金不足とならない計画が大切です。
医院経営に発生する収支(経営収支)と、借入れや返済、設備投資などの収支(財務収支)の予算を考慮した資金操り表を作成します。
レセプト請求2ヵ月後に入金となりますので、その間の運転資金も必要となります。
2)投資計画
建築費用(新築の場合)、内装費(テナントの場合)、医療機器、什器備品、広告費、運転資金等
3)収支計画(収益の予測)
予想患者数および科目別診療単価から収益を予測します。
収益=1日当たりの予測患者数×診療日数×科目別診療単位
4)費用計画(費用の予測)
開業後にかかる医材料費、人件費、家賃、金融機関借入金、リース料、減価償却費などの費用を予測します。
5)事業計画概要の設定
年間の診療日数やスタッフの要因計画、標榜科目、薬の処方(院内・院外)などの開業の形態について設定します。
6)損益計画
事業計画概要に基づいて、開業後の一定期間における収益計画と費用計画を集計し利益計算をします。